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スーツの後ろにある切り込みって何?

2016/04/02 18:00

みなさん、こんにちは!
今回は洋服の青山 小千谷店より、スーツの後ろ身頃にある切り込み すなわち”ベント”についてご紹介致します!

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みなさんはベントにこだわりはありますか?

この切り込みのことをベントと呼びますが、
青山で取り扱っている商品にはノーベント・センターベント・サイドベンツの3種類があります。

まずノーベントですが、1番最初のスーツの形はこのノーベントでした。

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つまり切り込みがないもので、最もフォーマルな形です。
したがって、青山でも一部スーツでお作りはしていますが、その殆どは礼服での仕様となっています。


2つ目のセンターベントですが、こちらは1番上の写真にあるように真ん中に切り込みが入っている形です。
元々ノーベントであったスーツでしたが、当時のスーツはモーニングの様に後ろが長く
したがってその時の交通手段である馬に乗る際に少し邪魔になっていました。
そのため、1600年代頃から真ん中で分かれるようになり日本名でも”馬乗り”と呼ばれています。
近年ではそのスッキリとした見た目からスタイリッシュのスーツや礼服に多く見られるディテールです。


3つ目のサイドベンツは両サイドに切り込みが入っている形です。

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サイドベンツの由来は諸説ありますが、水兵の要望により剣が抜き差しし易いように作られた説が有力です。
日本名でも”剣吊り”と呼ばれるように、軍刀が差しやすく昔は多く作らたディテールです。
機動性にも優れていますが、ポケットに手を入れた際最もシルエットが綺麗とされています。
ちなみにこちらだけベントではなくベンツなのは、ベントが単数形に対しサイドベンツは切り込みが2つあるのでベンツの複数形になるからです。


こういったディテール1つにも意味合いがありますので、スーツをお選びする際は参考にしてみてはいかがでしょうか?


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