皆さんこんにちは!
本日は岐阜市橋店よりいまさら人に聞けないパンツの裾の仕上がりの違いをご説明させていただきます。
皆さんスーツを購入される時にスタッフから
『裾上げはシングルかダブルかどちらがよろしいでしょうか?』
なんて聞かれたことはございませんか?
私もお客様にご案内をしていて、ダブルについて意外とご存知のない方が多いなと感じたことがあります。
シングルは通常の仕上げとなり名前の通りまっすぐストレートです。今でも約8割強ぐらいのお客様がこの通常シングルにされます。
そしてダブルとはこれも名前の通り裾の外側に折り返しを入れて糸かホックでとめる仕様になります。
パンツの裾に適度な重みがあるため、ストンと足元のシルエットが強調されワンポイントとしてボリュームを魅せる仕様となっております。
ひと昔前のビジネスマンはダブル仕上げにされている方が圧倒的に多くかったようですが、
今は流行も変わってシングルが多いようです。
しかし、このダブル仕上げが今ジワジワとトレンド回帰してきているんです。
実はこのダブル仕上げは歴史の中で生まれたファッションなのは皆さんご存知でしょうか?
諸説ありますが一般的に言われている由来とは、20世紀はじめ、ある紳士が雨の中パーティーに向かう際にズボンの裾が汚れないように外に折り返しました。そしてそれを忘れたままパーティーに出席してしまったところ、参加者たちが「これは新しい流行に違いない!」と真似するようになった、というのがルーツのようです。
故に機能性からの由来が強いため、フォーマルな場面ではダブル仕上げはあまり適してません。
スーツの場合、裾口の細いパンツはダブルでたるみを作らないように短めがおススメです。これこそトレンド、原点回帰とも言える流行が一周して戻ってきた感じです。
足元にデザイン性と適度なワンポイントができるため、靴が目に入りやすく、お洒落な靴好きの方は足元をダブルにする方も多いといわれてます。
このダブル仕上げにも折り返し幅、すなわちかぶら幅というものがあり、標準は3.5
センチから大きめでプラス5ミリの4センチまでが個人的におすすめです。
ほかの人と違いをつけたい方、また靴のデザインをアピールしたい方、短めの細いテーパードスーツを購入された方にはオススメです。
ダブルはシングルに比べて多少デメリットもありますが、是非お試ししてみてください。
お直し料金は状況に応じて変動しますので担当者にお問い合わせ下さい。
オシャレは足元から!!
スタッフ一同心よりお待ちしております。
洋服の青山 岐阜市橋店洋服の青山 岐阜市橋店
住所500-8331 岐阜県岐阜市市橋一丁目14番20号
通常営業時間平日)10:30~19:30
土日祝)10:00~20:00
電話番号058-273-6306
定休日年中無休
アクセス岐阜環状線沿い、市橋1交差点そば。
年末年始は営業時間が変動します。
12/31(月)10:00-19:00
1/1(火)10:00-19:00
1/2(水)10:00-20:00
1/3(木)10:00-20:00
1/4以降は通常営業に戻ります。