意外と社会で教えてくれない…スーツの着こなしマナー★女性編
さて、メンズに引き続き、着こなしマナー基本編の女性の場合です。
先輩の男性からすると、女性の身だしなみへの注意はしにくいもの…。だからこそ、新入社員のうちに、基本の着こなしマナーを身に付けることが大事!社内でも社外でも、ビジネスマナーがなっていない女性と思われないためにも、気を付けていただきたいポイントです。
では、いってみましょう!
Q1.スカートの長さはどのくらい?
Q2.ジャケットのボタンはすべて留める?
Q3.ブラウスはジャケット袖口から出す?出さない?
Q4.パンツスーツを着るときに忘れてはいけない物は?
(項目タップで該当項目までジャンプします!)
Q1. スカートの長さはどのくらい?
A1.立った時にひざにかかるくらいの長さがおすすめです。
あまり長いのもだらしなく見えてしまいますが、ひざが見えてしまう長さも×。
なぜなら、立っている時はちょうど良いと思っていても、イスに座ると太ももが露わになってしまうというハプニングに…。
フレアスカートの場合も、タイトスカートの場合でも、この❝ひざにかかるくらい❞というキーワードを忘れずに。
Q2.ジャケットのボタンはすべて留める?
A2.すべて留めましょう。
男性の場合は、一番下のボタンは留めないことがマナーですが、一方、女性ではすべてきちんと留めることがマナーです。ですので、スーツやジャケットを買う際は、ちゃんと試着をして、ボタンを留めてもキツ過ぎず、ゆる過ぎないジャストサイズのものを選んで下さい。
Q3.ブラウスはジャケットの袖口から出す?出さない?
A3.ブラウスの袖がでないようにしましょう。
これには、まずジャケットの長さから調節する必要があります。ジャケットの袖丈は、❝手首が隠れる程度❞の長さにして下さい。そして、ブラウスも同じくらいか、少し短めにして下さい。男性はシャツを袖口から少し出しますが、女性は逆になりますので注意してくださいね。
調節方法の秘策もご紹介。レディースブラウスは袖口にボタンが2つ付いているので、袖が長すぎる場合は、袖口が狭くなる方でボタンを留めると、袖口が手首でひっかかるので、ジャケットからブラウスが出にくくなりますよ。試してみて下さい。
Q4.パンツスーツを着るときに忘れてはいけない物は?
A4.パンツに❝ベルト❞は必須です。
「ジャケットのボタンを留めるから、ベルトはしないでいいか」。
そう思ったアナタ、ちょっと待って!
ジャケットのボタンを留めておくのが基本ですが、イスに座ったりした時やお昼時間など、ボタンを外すシーンもあります。そんな時、ベルトをしていないアナタがどう見えているか…(写真参照)。
一方、ベルトをしていると❝きちんと感❞もアップし、もちろんずり落ちることもありません。
さらに、写真は黒スーツに黒ベルトですが、こげ茶色のベルトにすると、おしゃれを演出できるのも小物ならではの着こなし術です。
男性でもシンプルなのに格好いいな…という人は、ベルトなど小物使いにポイントがある場合が多いのでぜひチェックしてみて下さい。
さあ、以上4つのポイントをご紹介しました。
あと…女性の場合は特に大事なことが、もうひとつ。
それは、何はともあれ「清潔感」!
これがないとマナーを守った着こなしも台無しになってしまうので、常に心掛けておくことをオススメします!